Virtual PCやVMwareを使っているとき、作成したイメージをコピーアンドペーストで使い回していると、コンピュータ名が重複してます!っとWindowsによく怒られる。こんなとき今までは手動でコンピュータ名等を変更していたが実はこれはあんまり良い方法ではないようだ。
Windows系OSではユーザやコンピュータの識別を名前ではなく、SIDというもので管理している。SIDは長い文字列であり、名前作成時にランダムに生成されるため、重複することはめったにない。しかし、イメージをコピーアンドペーストで使い回した場合には、SIDが重複してしまう。ユーザ名も原理は同じ。途中でユーザ名を変更しても名前を変更する前と同じ環境で使い続けられるのは、Windowsの内部では、ユーザをSIDで識別しているからである。まあそんなにSIDの重複を気にするほどのことでもないように思えるが、Windowsはファイルなどのアクセス制御をSIDで行っているので、これはセキュリティ上きわめてよろしくない。せっかく重要なファイルを自分以外に読み取りをさせないようにしていても、SIDが同じ別のユーザがいたらその人にも読めるようになってします。
そんなときに便利なのがマイクロソフトが無料で提供しているSYSPREPというツール。これを使えば様々な設定を初期化してお店でパソコンを買って初めて起動するときみたいな状態に戻してくれる。実に便利。これを使えば楽に擬似検証環境を家で作れる。うーんもっと早く知っていればな。Windows Server 2003評価版を使っていろいろ試さなきゃ。ちなみにWindowsServer2003評価版は一度に4つまでインストール可能なようだ。しかしアクティベートに回数制限があるみたい。何回までネットアクティベートができるんだろ?SYSPREPを試しすぎてもう6回もアクティベートしちゃったよ。もったいない。
SYSPREPではアクティベートを初期化しないようにする方法もあるようだ。いろいろ勉強できそうだな
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